WORKING HANDS vol.18「ニキ・ツカモト」

文具メーカーとして、私たちはユーザーの皆さんが文房具やハイタイドの商品をどのように活用されているかにとても興味があります。HIGHTIDE USA発信のコンテンツ「WORKING HANDS」では、“仕事”やその先の現場にフォーカス。HIGHTIDEと縁のある方々の文房具に対するこだわりや使い方について紹介していきます。

第18回目となる今回は、私たちの友人でもある「Lookout & Wonderland」のNiki Tsukamoto(ニキ・ツカモト)にChinatownのスタジオを訪ね、お話を伺いました。
Nikiは、天然染料を用いて、美しいテキスタイル作品を生み出すアーティストです。

ーPenco®️のコイルノート Lやマンスリープランナー B5、〈LIFE〉の便箋をどのように使っていますか?

Penco®️のコイルノート Lは、日々のやることを書き留めるノートとして使っています。マンスリープランナー B5は、散らかりがちな思考を整理して、プロジェクトをきちんと進めるために。〈LIFE〉の便箋は、作品を購入してくれた方へお礼状を書くときに使っています。

ー現代のオンライン中心のテクノロジー社会において、自分の手を使って何かをするということは、あなたにとってどんな意味がありますか?

自分の手で何かをすることとは、あらゆる場面において、記憶をつくることです。手で文字を書き込むことで、より深い思考や理解が働き、記憶に留まりやすくなります。
私の作品づくりも同じで、手仕事は「つながりの記憶」を呼び起こす合図のようなもの。布を織る人、畑で働く農夫、種、そしてその種を生んだ母なる植物。すべてはつながっています。
私はよく作品の端をあえてほつれたまま残します。それは、こうした歴史や記憶を思い出させるためであり、不完全さの中にある美を視覚的に表すため。そして私たちがただ在ることを許すための表現でもあります。

ー鉛筆とシャープペン、どちらを使いますか?

うーん…。シャープペンの「カチッ」という音も心地いいけれど、芯が尖るまで削って、だんだんと丸くすり減って、にじむような柔らかな書き味になっていくアナログな鉛筆も同じくらい好きです。

ーペンケースの中には何が入っていますか?ペンケースを使っていない場合、文房具をどのように保管していますか?

私は、整理整頓が大の苦手です(笑)。だからペンケースは使っていません。
文房具は、トレイや箱の中にあったり、ただ置きっぱなしになっていたり、あちこちに散らばっています。まさに行き当たりばったりという感じです。

Penco®️のストレージコンテナー SSを裁縫道具の収納に使っている。

ー1番好きな文房具は何ですか?

これまでの人生で集めてきたいろいろな紙ものです。
私は紙がとにかく好きで、文房具店に行くと、紙やノート、手帳などを触らずにはいられないタイプの人間です。今まで集めた紙切れや手帳などを、30〜40年くらい大切にとってあるほどです。


Niki Tsukamoto(ニキ・ツカモト)

LAを拠点に活動する草木染め作家。パートナーのYusuke Tsukamoto(ユウスケ・ツカモト)とともに、アートコレクティブ「Lookout & Wonderland」を主宰。天然染料のテキスタイルを使用し、社会での集団意識を持つことや視覚言語、ストーリーテリングをテーマに制作を行っている。
彼女の天然染めの作品や、パートナーと一緒に展開しているウェルネス・アイテムのラインは、「Lookout & Wonderland」のオンラインストアからご覧いただけます。


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