WORKING HANDS vol.19「アンディ・ブスク」

文具メーカーとして、私たちはユーザーの皆さんが文房具やハイタイドの商品をどのように活用されているかにとても興味があります。HIGHTIDE USA発信のコンテンツ「WORKING HANDS」では、“仕事”やその先の現場にフォーカス。HIGHTIDEと縁のある方々の文房具に対するこだわりや使い方について紹介していきます。

第19回目となる今回は、LAを拠点に活動するイラストレーターのAndy Busc(アンディ・ブスク)に、Glassel Park地区にある彼のスタジオを訪れてお話を伺いました。

ーnähe®のドライバッグS 2WAYをどのように使っていますか?

nähe®のドライバッグは、軽量で持ち運びやすく、コンパクトなので本当に気に入っています。バッグの中には、財布、スマホ、鍵、小さなスケッチブック、ペン、鉛筆、そして一番大事な“外出時のおやつ”など、毎日の必需品を全部この中に入れています。

時々Nintendo Switchのコントローラーを入れることもあります。前ポケットにぴったり収まるんです。友人のロフトでゲームをするときは、いつもこのバッグを持って出かけます。

ー現代のオンライン中心のテクノロジー社会において、自分の手を使って何かをするということは、あなたにとってどんな意味がありますか?

完成した作品は、最終的にデジタルで描き起こしますが、アイデアを考える最初の段階はいつも手描きから始めます。ペン先を紙に押し当てて、インクが広がっていくのを見ると、とても落ち着くんです。テクノロジーに完全に頼らず、手で描き始めるほうがずっと満足感があります。
パソコンで作業している時なら間違えてもすぐに「Undo」を押せますが、紙に描くときには一つだけルールを自分の中で決めています。
「そのまま続けて、消さないこと」。手を自由に動かしながら、アイデアを試していくんです。

Andyは〈OHTO〉のMULTI B 2+1を使って描いている。

ー鉛筆とシャープペン、どちらを使いますか?

半々ですね。ざっくりしたラフを描くときは鉛筆、きれいな線や細かいディテールを描くときはシャープペンを使います。

絵を描くツールは、アイボリー色のペンスタンド(マーブル)に入れている。Penco®️のパーマネントライターも仲間入り。
カーゴバッグ (M)には、ミューラルアート制作時に必要な道具がぴったり収まるそう。

ーペンケースの中には何が入っていますか?ペンケースを使っていない場合、文房具をどのように保管していますか?

ペン、鉛筆、シャープペン、iPad用のApple Pencil、マーカー、USB、小さな鉛筆削り、それから消しゴム。いつもこのくらいの道具を持ち歩いています。

以前WORKING HANDSでも訪れたPhillipsのお店、Homebodyの為にデザインしたシール。

ー1番好きな文房具は何ですか?

今いちばん気に入っているのは、〈LIFE〉のピスタチオノートです。表紙に 「LIFE Pistachio」 と書かれているところが好きです。
人生とは「おいしいピスタチオを食べること」ですからね。


Andy Busc(アンディ・ブスク)

LAを拠点に活動するビジュアルアーティスト。イラストレーション、アートディレクション、グラフィックデザインなど、幅広い分野で制作を行う。
自身のデザインスタジオ「ATOC Projects」では、キャラクターデザインや手描きのタイポグラフィを中心にプロジェクトを展開。
これまでにAdobe、Communication Arts、BOOOOOOOM、It’s Nice That、Pictoplasmaなど、世界的なアートプラットフォームでも作品が紹介されている。
オフィシャルサイト


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