文具メーカーとして、私たちはユーザーの皆さんが文房具やハイタイドの商品をどのように活用されているかにとても興味があります。HIGHTIDE USA発信のコンテンツ「WORKING HANDS」では、“仕事”やその先の現場にフォーカス。HIGHTIDEと縁のある方々の文房具に対するこだわりや使い方について紹介していきます。
第23回目となる今回は、ヴィンテージステレオショップ〈JRMARKET〉を営むSpencer Richardson(スペンサー・リチャードソン)を訪ねました。ダウンタウンLAのスタジオを拠点に、古くて美しいカセットプレイヤーを修理・販売しています。

ーPenco®️の収納アイテムをどのように使っていますか?
Penco®️のストレージコンテナーSSには、修理作業中に手の届くところに置いておきたい小さな工具や備品を入れています。小さなピンセットやフックツール、機械油、綿棒など。
スタッキングできるパイルアップキャディには、カセットデッキ用のゴムベルトやさまざまな電気部品をまとめています。
修理中の機材でパーツの到着を待っているあいだは、いちばん小さなストレージコンテナー ダブルサイドに取り外したネジや細かな部品を入れ、テープでラベルを貼っています。どの機材のものか分かるようにするためです。
大きめのストレージコンテナーには、短いケーブルやオーディオ/ビデオ用のアダプター類を入れています。
ー現代のオンライン中心のテクノロジー社会において、自分の手を使って何かをするということは、あなたにとってどんな意味がありますか?
私にとって、手を使って何かをするということは、目の前にある世界を大切にするということです。時々その世界が消えていって、黒い長方形の画面の中に収まってしまっているように感じることがあります。昔からアナログなものが好きで、音を出して、機械的な仕組みで動くものに惹かれます。それらが動くために考え抜かれた仕組みにも、いつも心を動かされます。


以前は、特定の用途のためにものがつくられていて、その目的をじっくり味わう時間や空間があったように思います。最近の電子機器の多くは、そもそも修理できるように作られていません。だから、何かを直す満足感や、仕組みを理解する楽しさも、失われているのかもしれません。私たちの手は、ほとんど手応えのないままスマートフォンの上をスワイプするだけ。ただ「機能している」だけで、「働いている」とは少し違う。うまく言えませんが、前よりもロマンが少ない気がします。


-ペンと鉛筆、どちらを使いますか?
ペンですね。意図した線も、そうでない線も、すべてが記録として残ります。

ーペンケースの中には何が入っていますか?ペンケースを使っていない場合、文房具をどのように保管していますか?
持っているPenco®️のコンテナーの中で、いちばんペンケースに近いものには、金属製ではないドライバーを入れています。カセットデッキや古いCRTテレビの内部の電気部品を調整するときに使うものです。ほかにも小さなフック付きのペグボードをいくつか使っていて、ハサミやペンチ、定規、ワイヤーカッター、メジャーなどの小さな工具を掛けています。


ー1番好きな文房具は何ですか?
きれいで、よく切れる刃のついたものなら、何でも。このPenco®️のハサミやボックスカッターは、使っていて本当に気持ちがいいですね。
Spencer Richardson(スペンサー・リチャードソン)
LA生まれのサウンドレコーディスト。
ヴィンテージのカセットプレーヤーをオンラインで修理・販売するJRMARKETのオーナー。Highland ParkのFigueroa通り、The Bearded Beagle裏手に実店舗を構える。
Instagram:@jrmarket.radio














