文具メーカーとして、私たちはユーザーの皆さんが文房具やハイタイドの商品をどのように活用されているかにとても興味があります。HIGHTIDE USA発信のコンテンツ「WORKING HANDS」では、“仕事”やその先にある営みに目を向け、HIGHTIDEと縁のある方々の文房具に対するこだわりや使い方について紹介していきます。
第28回となる今回は、Echo Park地区にあるプロジェクトスペース〈Untitled Love〉を運営するDário Solari(ダリオ・ソラーリ)を訪ねました。〈Untitled Love〉では、季節ごとのマーケットをはじめ、選書した書籍の販売や、アーティストやデザイナー、地域の人々が集うさまざまなイベントが開かれています。
この日は、LAでは珍しく曇り空。Dárioが愛用するHIGHTIDEのアイテムの鮮やかな色合いが、曇り空の一日を印象づけていました。
※2026年8月現在、〈Untitled Love〉は閉店しています。現在、Dárioが共同経営する〈Lore〉は、Leimert Parkでコミュニティに根ざした活動に焦点を当てる書店として注目を集めています。


ーPenco®のキャリータイトケース Lとキャリータイトケース Mは、とても鮮やかな色を選ばれていますね。ラップトップケースは赤、ケース Mは緑を選ばれた理由を教えてください。
赤いPenco®のラップトップケースをとても気に入っています。 この色を見ると、自然と刺激をもらえるんです。


ー方眼のMDノートは、どのように使っていますか?
絵を描くときも、文章を書くときも、方眼ノートを使っています。

ー黄色のミニお道具箱は、どのように使っていますか?
このミニお道具箱は、いろいろな使い方をしています。ちょうどいいサイズなんです。ある日はナッツやキシリトールガムのようなおやつを入れたり、またある日は鉛筆を削ったあとの削りかすを入れたり。

ーテクノロジーが発達した現代において、自分の手でものをつくることは、あなたにとってどんな意味がありますか?
私にとって、手でものをつくることはすべてです。
機械でつくられたものの正確さや効率の良さには敬意を払っていますが、つくり手の意図が感じられる、自分の手でものをつくることに勝るものはありません。


-ペンと鉛筆、どちらを使いますか?
これは難しい質問ですね。どちらも好きです。
鉛筆は本当に大好きです。アナログならではの懐かしさを感じさせてくれます。
香りを嗅ぐと子どもの頃を思い出しますし、噛んだときのやわらかな木の感触や、真っ黒ではなく少し銀色がかったようにも見える黒鉛の色合いにも惹かれます。箱に入った鉛筆を新しく手にするのも好きですね。
一方で、シャープペンシルはもっと機能的な印象があります。
金属やプラスチックに包まれた佇まいには、デザインやデジタルの世界を思わせるような魅力があります。
建築を学んでいた頃や、建築の仕事をしていた頃は、シャープペンシルを使っていました。なぜかわからないのですが、娘はシャープペンシルが大好きで、いつも新しいものを欲しがるんです。
私にとって絵を描くことは、一つの儀式的な行為であり、ある意味ゆっくりと進む必要があ離ます。だからこそ、その時々で鉛筆とシャープペンを使い分けています。


ーペンケースには何が入っていますか?ペンケースを使わない場合は、文房具をどのように整理していますか?
ペンケースには、ペンやマーカーを数本、蛍光ペンを1本、シャープペンシル、消しゴム、それからカッターナイフなど、ひと通りのものが入っています。あと、ビタミン剤や小さなティーバッグを入れておくこともあります。いつでもお茶を淹れられるようにしておきたいので。

ー1番好きな文房具は何ですか?
1番のお気に入りは、おそらくMDノートの方眼タイプです。
インクがにじんだり裏移りしたりしない紙質の良さはもちろん、一冊一冊に丁寧につくられていることが伝わってきて、ものづくりに向かう気持ちを高めてくれます。半透明のカバーやしおりが付いているのも気に入っています。ブックキュレーターという仕事柄、そうした細かな工夫が、使う時間をより豊かなものにしてくれると感じています。


Dário Solari(ダリオ・ソラーリ)
LAを拠点に活動。この記事で紹介している〈Untitled Love〉は、2026年8月現在閉店。現在は、Leimert Parkにある書店〈Lore〉を共同経営している。
Instagram:@dariosolari, @TheUntitledLove, @loreleimertpark




